私とキーボードと日本語

私とキーボード

私のPCのキーボードを見たことがある人は、変な配列になっているのに気づくだろう。

dvorakこれはDvorak配列と呼ばれており、使用頻度の高いキーを打ちやすい指に集めた配列なのである。

QWERTY配列は、タイプライタで早打ちしてもメカ部分が引っかからないように考えられた配列であると言われる。
時代が変わり、電子的に入力が処理されるようになってからもこの配列が踏襲されているのは、単なるユーザ数の問題だろう。
QWERTYは国際標準となり、各国で少しずつ配置は異なっているものの世界中で採用されている。

……実は、採用例はほとんど見受けられないものの、Dvorakも国際標準である。Macでは初期の頃からOSレベルで対応していたりする。
しかし、日常的によく使うであろう、ZXCVなどのショートカットキーを使うとき、この配列は非常に不便である。dq
Macには、Dvorak-QWERTYという設定項目があり、これを使うと、ショートカットキーを使うときだけQWERTY配列にできる

ではエディタはどうだろう。心配は要らない。JとKは並んでいるし、HとLもちょうどいい位置にある。別にマッピングを替えてしまっても構わないだろう。

恐ろしくよくできている。きっとDvorak博士はV使いだったのだろう。

私と日本語

日本人が入力で使うのはアルファベットだけではない。日本語も入力するだろう。
昔からワープロ専用機で遊んでいた私はかなタイパーである。一度、キーボードを見て欲しい。かなが印字されていないだろうか(されてない人もいるが)。
これを使って入力するのが、かな入力である。

かな入力はローマ字入力と違い、一つの文字を一つのキーで入力できるのが特徴である。また、濁点や半濁点を単独で入力できるので、
も゛う゛や゛だ゛お゛う゛ち゛か゛え゛る゛
なんてことも簡単にできる(しないか)。
「じゃあさぞかし入力速いでしょ?」と思うだろうか。
かな入力は、ローマ字入力では使わない最上段を使う。また、右手小指の担当キーがやたらと多い。その分余分な動きが増え、あまり速くならない。
しかし、心配はない。このキー入力の遅さを補完してくれるものがある。IMEだ。

IMEとはかな漢字変換を行うソフトウェアのことだ。私は中学からATOKを使っている。これは、入力中に先読みしてくれるのでキーのタイプ数を減らすことができる。
例えば、yoro「よろしくお願いします。」ari「ありがとうございます。」こういった言い回し、今まで何度打っただろうか?
こういった文は、自動で予測してくれるし、別の言い回しも同時に表示される。

 

 

 

 

 

 

 

 

kyotanabe最近では出さなくなったけれど、年賀状の住所を書くときに重宝したのがこの機能。
「きょうとふつづきぐんたなべちょう」と入力してみる。
しかし、綴喜郡田辺町は市制施行で京田辺市になっている。
心配はいらない。自動で修正してくれる。

 

today

このほかにも”今日”と入力すると今日の日付が表示される。フォーマットは自由に変更できるので、SLPの書式に合わせることも可能だ。

 

 

 

 

dict極めつけはこれ。わからないことを直接調べられるので、ググる必要がない。

 

 

 

 

 

lingこの機能は、大学生活のとある場面で非常に役に立つ。
 

 

 

半分以上がATOKのステマになってしまったが、以上が私のキーボードと日本語環境である。

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